マザーズ下げきつない?

コラントッテ買ってから、マザーズ下げきつない?

どういうこって?


ということで、今回は、貸借対照表で「自己資本率」と「流動比率」から、こちらの会社の財務体質を見ていきたいと思います。




自己資本率・流動比率


①自己資本率

まず「自己資本」とは、調達したお金のうち、返済義務のないお金のことです(資本金や利益剰余金)。


そして、「自己資本比率」は、会社が調達したお金の内、銀行などに頼らず、株の発行や資本金などで調達したお金はどれくらいの割合か?を表す指標です。



一般的には、自己資本比率は高ければ高いほど良く、40%以上だと健全50%以上になると非常に優良な財務体質と言われているみたいです。




②流動比率

「流動負債」(短期で返済しなければいけない借金)と「流動資産」(すぐ現金に変えられる資産)の割合を計算して、企業の短期的な支払い能力を判断する指標のようです。



流動比率も、数値が高いほど良く、200%以上理想的とされている。逆に、100%を切っている会社は支払い能力が低く、資金繰りが苦しくなっている可能性があると言われているみたいです。



それでは、●7792 コラントッテ を見ていきましょう。


コラントッテ自己資本率



自己資本率は60%超え非常に優良な範囲です。


流動比率は250%と、こちらも理想的であると思います。


財務体質は完璧じゃないか(´ω`=´ω`)ノ。コラントッテという名前は変だけど。

上場したばっかの会社で2年分しか分からんけど。




次にキャッシュフローを見て、お金の流れを見ていきましょう。




キャッシュフロー



①営業活動によるキャッシュ・フロー

本業で得たキャッシュでプラスが多いほど良いとされているみたいです。




②投資活動によるキャッシュ・フロー

設備や株式など、企業は利益を得るために先行投資を行うものみたいです。




③フリーキャッシュ・フロー

営業CFと投資CFを合わせたキャッシュ・フローみたいです。
家計で言う貯蓄とかに当たるのかな?




では、●7792 コラントッテ のCFはどうでしょうか?


コラントッテCF


営業CFは向上していますね。2年連続でプラスなので本業で稼ぐ能力はあるようです。



投資CFは、2年分しかないのではっきり分かりませんが、何かには投資しているようです。

今年分の決算短信しかないのですが、有形・無形固定資産を買っているようですね。




財務CFは、2020年期はマイナス、2021年期はプラスですね。

短期借入金は減少し、長期借入金の返済に充てているようなので、やり繰りは出来ているようです。



フリーCFも2年連続プラスなので、とりあえずは安心そうです(*・ω・)ノ。



このため「財務体質は◎、キャッシュフローも◎」ということにしましょう。





次回は、ROAとROEを見ていきましょう。




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