と、日頃から心配している。
しっかりと聴覚検診をした方が良いのではないかと心から思っている。
私の記憶が正しければ、中学生の頃に英語の授業で、アメリカでは鶏の鳴き声は「コッカ ドゥードゥドゥー」と教えられた記憶がある。
私だけではなく、クラス全員がその先生に、「は?」「何言っちゃってんの?」「こいつはジャンキーなのか?」「こわっ」と思っていただろう。
中学生と言えば多感過ぎる時期で、「絶対ちゃうやろ」とか「まじ卍」など、クラスが一瞬バズり、クラスターが発生した記憶がある。
その時から、私はアメリカ人の聴覚は大丈夫なのだろうかと心配している。
鶏の鳴き声は「コケコッコー」が定石である。
百歩譲っても「コッカ コッコー」である。
絶対に「ドゥードゥドゥー」とは鳴いていない。
私たちにそう教えた英語の教師も、絶対にそう思っていたに違いない。
鶏が「コッカ ドゥードゥドゥー」と鳴くはずがない。だってそんな場面に出くわしたこと無ぇもの。
しかし、その英語の教師は教科書通り、「コッカ ドゥードゥドゥー」とドゥードゥーと私たちに教えたのだ。
私はその時に、マニュアル通りの社会の仕組み、世界、支配というものを知り、この支配からの卒業をしたいと思った。尾崎ばりに。
…
…
いや、待て。
待てよ。
ここでそう決めつけるのは尚早だ。
まずは、自分を疑ってみよう。
最近は、そういう客観的な判断ができるようになってきた。年齢的にも。
もしかしたら、本当に鶏は「コッカ ドゥードゥドゥ―」と鳴いているのかもしれない。
なぜかというと、発音に関しては、おそらく、日本人よりアメリカ人の方が数段上手のはずだからだ。
このため、会話を通して良い発音を日頃から聞いているアメリカ人の方が、聴覚が優れているのではないか?
私たち日本人の聴覚では、鶏の鳴き声を「コケコッコー」レベルでしか聞き取れていないんではなかろうか?
という仮説が立つ。
つまり、鶏は本当に「コッカ ドゥードゥドゥー」と鳴いているが、私たち日本人の聴覚では、「コケコッコー」としか認識できていないのではないだろうか?
ということである。
この仮説を証明するために、いくつかの動物の鳴き声を参照し、日本とアメリカでの違いを比較してみよう。
まずは、カエルの鳴き声で確認だ。
日本では、カエルの鳴き声といえば、「ケロケロ」とか「クワッ クワッ」だろう。
では、アメリカではどうだろうか?
アメリカでは
ribbit(リビッ)
croak(クロゥク)
だそうだ。
そう言われてみれば、低い音で「リビッ リビッ リビッ」と鳴いている。「クロゥク」にしてもそうである。
「ケロケロ」とは断じて鳴いていない。「ケロケロ」と鳴くカエルは、なんとなくアホっぽい。すぐに蛇に食べられ無に帰りそうだ。もしくはTシャツにへばりついているあのカエル。
まず、鳴き声に小さい「ゥ」が入っている時点で、日本人は完敗。そんな発音は日本語には無い。さすがはアメリカ先輩。
やはり、鶏は「コッカ ドゥードゥドゥー」と鳴いているのかもしれない。
次の動物で、この仮説を決定的にしよう。
次は、鳥の鳴き声を確認だ。
日本では、鳥の鳴き声(さえずり)といえば「ピピピピピピ」などだろう。
では、アメリカではどうだろうか?
アメリカでは
tweet tweet(トゥイー トゥイー)
Σ(゚д゚;)?
(つд⊂)ゴシゴシ
tweet tweet?
Is it correct with tweet tweet?ほんまですか?アメリカはん、これ合ってますのん?
イヤ、しかし、そう聞こえないことも無いような気がする…。なんせあのアメリカパイセンが仰っておられるのだ。
念のため、もう1種類の動物の鳴き声を確認してみよう。
ネズミだ。ネズミの鳴き声を確認してみよう。これは簡単なはずだ。
日本では、「チュー チュー」だ。これ以上でも以下でもない。
最も代表的な動物の鳴き方の1つだ。
おそらく、アメリカでは、「チュゥゥユー ヂョゥユ」ぐらいの微かな音を、聴き取っているに違いない。
では、実際にアメリカではどうだろうか?
アメリカでは
スクイーク(squeak)
(; ̄Д ̄)
正気ですか?
やはり、アメリカ人の聴覚は大丈夫だろうか?
聴覚検診を勧めてみマウス。
というしょーもない雑記も書いてます。
☞カテゴリ: 雑記
書き下ろし:2020年8月16日
リライト:2023年2月3日
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