いろいろ忙しくて、お久しぶりの更新です。
◆◆合わせて読みたい◆◆
長期投資目的で株式を購入して、2銘柄目の決算が先週の木曜日に出ました。
⇒ゼット株式会社 20年3月期第3四半期 決算短信
結論から言いますと、内容が悪かった決算となっていました。
忙しくて決算分析ができずに、金曜日と月曜日を過ごしてしまい、だいぶ株価が下がっていました。
それでは、いつものように分析を行っていきましょう。
20年第3Q決算短信分析
まずは、売上高などからです。
まず、2020年第3期連結でみると、前年同月比より売上高は微増です。
ですので、通常であれば良いということになります。
ただ、今回は、営業利益以下が悪かった決算になっています。
第1、2期よりも下がっていますので、第3期は赤字ということになります。
元々、ゼット株式会社は第2~3期は、増益することが難しい期です。得意な期は第1期と通期です。
理由としては、第1期(4月~6月)、第2期(7月~9月)、第3期(10月~12月)、通期(1月~3月)となるからです。
確信はありませんが、ゼット株式会社は野球、バスケットなどのスポーツ用品卸売りがメインだと思います。
なので、新学期前~新学期ぐらいに保護者が子供さんにスポーツ用品を買うことが多いからなのではないかと思います。
また、第2期と第3期はボーナスとかもあり、一般管理費(給料)が多くかかりそうですしね。
このため、今回の第3期はあまり期待していませんでしたが、マーケット的にも、予想より大きく下回ったと判断されたんでしょう。
ただ、今回の第3期がなぜ低迷してしまったのかを分析する必要があります。
一時的に下がったのか(災害などで)、結構ヤバい業績なのかを見極める必要があります。
ファンダ的に一時的と判断すれば、「保有」ですが、今後の業績もヤベ~であれば「売却」となります。
では、どこを見ていきましょうか?
今回は、連結売上高は微増だったので、単期に分けて見ていきたいと思います。
これは、第1期の売上高を100%として、それ以外の期がどうだったのかを見た図になります。
図のように、第2、第3期は不得意な期になっていることが分かります。
2020年第3期単期は、売上高もかなり低めだった事が分かります。
2020年第3期連結の決算短信だけみると、内容は悪くないように見えますので、「単期だけではどうか」を見ることが大切です。
次に、売上総利益(売上高から原価を引いたもの)と原価率を見ていきましょう。
2020年第3期単期は、売上高も落ちてはいましたが、売上総利益は結構落ちていますね。しかも、原価率は少し高めです。
売上高↓+原価率やや↑だったので、売上総利益が大きく下がっていることが分かります。
長くなってきましたので、次回更新にしたいと思います。
ただ、結論から言いますと、まだ「保有」しています。
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【ENTRY】
なし
【EXIT】
なし
【HOLD】
●8135 ゼット 261円×200株
●2060 フィード・ワン 185円×100株
【今月の確定損益結果】
+100円
※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。
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