という内容で、今日はスタートしたい。
今、私の中で流行っている事は、「いい天気ですね」や「今日も暑いですね」という、日常的に使用し、数秒で話が終わってしまうフレーズを、どこまで面白く深い記事にできるのかに挑戦することである。
私の中で流行っていると言っても、かれこれ数ヶ月規模で流行っているのではない。
たった今から「これやろう」と思っている。
ということは、もはや流行っていない。
嘘である。
ただ、流行っているという謎のプライドを持ちながら、この記事を書いていこうと思う。なにゆえ?
しかし、何をするにしても目標が大事である(と誰かが言っていたような気がする)ため、目標を立てることにしよう。
では、目標としては「いい天気ですね」のフレーズを、「Yahoo!天気」検索ランキングで第1位に輝かせることを目標としよう。
なぜかこの目標は達成できるような気がしてやまない。
私には神がかっている力があるのか?神通力か?…定かではないが、なぜか達成できそうな予感がする。
では、始めていきたいと思う。
まず、この「いい天気ですね」のフレーズは、およそ初対面の人と会話をする時の常套句だろう。
私:「はじめまして」
初対面の人:「どうも、はじめまして」
私:「…いい天気ですね」
初対面の人:「そうですね」
こういうやり取りは、皆さんもご経験があるのではないだろうか。
では、なぜこの「いい天気ですね」のフレーズを使用してしまうのかを考えてみたい。
おそらくそれは、理性のある人間だからだ。
普通の人間は、初対面の人と会話する時に、会話に詰まり、「・・・・・・・」の間が、非常に気まずい。
このため、次の会話の内容を考えるための時間稼ぎ役として、「いい天気ですね」が選択される。
しかしこの、「いい天気ですね」のフレーズ選択は非常に理性があり、品性をも感じる。
得てして理性がなく、品性のかけらもない人間だった場合、その場は恐ろしいことになるだろう。
例として、私がアナリティクス大好きおじさんだったとしよう。このアナリティクスというのはあれだ。分かりますか?あれです。そうあれ。良く耳にするあれ。それに相互変換が必要。
私:「はじめまして」
初対面の人:「どうも、はじめまして」
私:「…いいアナリティクスですね」
と、こうなってしまう。
「イヤ、なぜいきなりアナリティクスだ。」
と、トータルテンボスの藤田の如く突っ込みが入るだろう。
「イヤ、なぜいきなりアナリティクスだ。」
と、トータルテンボスの藤田の如く突っ込みが入るだろう。
「いや、アナリティクス全開て、初対面の人はどんな奴やねん!!」
という「設定上のバグ?」という疑問すら生じてくる。
しかし、仮にその状態だったとして、挨拶が成り立つのかを一応確認してみよう。
私:「はじめまして」
初対面の人:「どうも、はじめまして」
私:「…いいアナリティクスですね」
初対面の人:「いえいえ、どんでもない…♡」
非常にしっくりきている。
次回から、初対面の人と会う時には、「いいアナリティクスですね」も常套句の1つとして頭に入れておこう。
…
…
…
アナリティクスの話になっている…。
「いい天気ですね」の話にはなっていない。
このままでは「いいアナリティクスですね」が検索ワード1位になってしまうし、私はアナリストになってしまう。
教育水準の高い日本として、これはいけない。
時を戻そう…。
この「いい天気ですね」というフレーズを使う機会の多い、初対面の人との会話の所まで話を戻す。
「いい天気ですね」を使用する時に、私たちは何を求めているかというと、おそらく時間稼ぎであり、「・・・・・・」の気まずい間を嫌うのだ。
しかし、大抵の場合、「いい天気ですね」と話を振っても、「そうですね」の約1秒ほどしか時間を稼げない。
つまり、1秒後にはまた会話に詰まってしまうのである。
このため、少しでも時間を稼ぐために、この「いい天気ですね」にさらに常套句を加えて、カスタマイズをしたらどうだろうか?
つまり、「違う常套句+いい天気ですね」の形である。
では、さっそくやってみよう。
まずは、これも良く使う「恐縮ですが」でカスタマイズしてみよう。
私:「はじめまして」
初対面の人:「どうも、はじめまして」
私:「恐縮ですが、いい天気ですね」
いかがだろうか。
「恐縮ですが、あなたと会うためだけに、天候を操り、晴れにしておきました。ただ少し、世界の形を変えてしまいましたが。」
という解釈になると思う。
「え?お前さん、もしや天気の子?」
と会話が弾んでくるに違いない。
次回から、初対面の人と会う時には、「恐縮ですが、いい天気ですね」も常套句の1つとして頭の中に入れておこう。
次に、「逆の立場だった時に会話を盛り上げるにはどうするか?」を考えてみよう。
つまり、初対面の人から「いい天気ですね」と言われて、「なんと言葉を返すか」である。
例を挙げるとこうだ。
☟
初対面の人:「はじめまして」
私:「どうも、はじめまして」
初対面の人:「…いい天気ですね」
私:「〇〇〇〇〇」
いかがだろう。
皆さんも考えていただきたい。
とりあえず、会話の引っ掛かりを見つけたいので、このように返答してみよう。
「そう思われた根拠を話してもらっても良いですか?また、それは証明された事実なのでしょうか?」
これだ。
これなら、話題に困って「・・・・・・」の気まずい間は幾分も生じない。
生じるとするならば、「え?何なん?こいつキモっ」と思われ、この初対面の人との軋轢が生じ、ビジネスがいきなり破綻するだろう。
しかし、ビジネスなど小さいことに気にしなければ、初対面の人との気まずい間は生じない。
初対面の人:「はじめまして」
私:「どうも、はじめまして」
初対面の人:「いい天気ですね」
私:「そう思われた根拠を話してもらっても良いですか?また、それは証明された事実なのでしょうか?」
…
…
いかがだっただろうか?
今回の記事テーマである『「いい天気ですね」という取り留めの無いフレーズを、どこまで面白くできるか挑戦してみた。』
【検証結果】
惨敗。
というしょーもない雑記も書いてます。
☞カテゴリ: 雑記
書き下ろし:2021年6月5日
リライト:2023年7月29日
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