ちょっと体調が悪く、更新が滞っていました。
前回の記事で、自己資本率・流動比率、キャッシュフローを確認し、気になったことがありましたので、ちょっと詳しく分析しようと思います。
自己資本率
自己資本率=(純資産/総資産)×100です。
総資産=負債+純資産です。
つまり、負債+純資産が総資産で、純資産/総資産なので、プラス資産に対して負債の割合が少なければ、自己資本率は100%に近づくことになります。
そこで、決算短信を見てみましょう。
☞ノムラシステムコーポレーション IR情報 2019年12月期決算短信

(見えにくくて申し訳ないですが…)
こちらの会社は凄いですね。
負債がほとんどありません。
私がよく見かける会社は、銀行などから「短期・長期借入金」などで借金によって負債を抱えているものなのですが、こちらの会社は無借金経営のようです。
このため、自己資本率が高いのだということが分かります。
流動比率
流動比率=流動資産/流動負債
〇流動資産:すぐ(1年以内)現金に変えられる資産
例)現金、預金、製品、売掛金、受取手形、有価証券など
☞流動資産とは 経理COMPASS
〇流動負債:短期(1年以内)で返済しなければいけない借金
例)買掛金、前受金、未払金、短期借入金など
☞流動負債 経理COMPASS
●3940 ノムラシステム の流動比率は775%であり、理想的である200%を大きく上回っています。
私の経験では見たことない数字になっているので、なんか心配です。
例えば、流動資産の構成で「売掛金」の占める割合がメッチャ高い場合、売掛金は必ずしも回収できるわけじゃない(売掛した会社が倒産するなど)からです。
また、有価証券についても、今回のコロナショックなどで価値が下がる場合もあります。
このため、流動資産や流動負債の構成もしっかり見ていくとしましょう。
☞ノムラシステムコーポレーション IR情報 2019年12月期決算短信
まずは、流動資産から。

【流動資産全体に占める割合】
・現金及び預金 83%
・売掛金 16%
イヤ、現金と預金あり過ぎ(゚∀゚)アヒャヒャww。
次は、流動負債。

イヤ、借入金無いんかいΣ(´д`;)ww。
つまり、「無借金経営」で、お金を貯めこんでる形になるんでしょうか?
前回の記事でもお伝えしましたが、投資CFも配当金の支払いか、有価証券購入だったので、先行投資という形は近年取っていないようですね。
普通、成長企業というのは…
お金を借りる→先行投資→利益を出す→お金を借りる→先行投資→利益出す→お金を借りる…∞
みたいな感じだと思いますが、こちらの会社は、ここ3年間ではそうでは無いみたいです。
何か理由があるのかな?
やはり会社の収益の上げ方や、経営計画を詳しく分析する必要がありそうです。
そこらへんも今後の記事で書いていこうと思います。
次回は、ROA・ROEについて記事にしようと思います。
〈PR〉
株式投資の勉強は、まずは無料セミナーから感じを掴んだ方が良いと思います。

しっかり勉強したい方は、オンライン学習プログラム「
Grow」が良いかと思います。
こちらの「株式投資体験セミナー
」は無料のWEB体験セミナーがあるので、お手軽です。
しっかり勉強したい方は、オンライン学習プログラム「
動画は約10分程度で、スキマ時間に勉強ができます。また講師にも質問ができ、疑問も解消しやすいです。

※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれていることは100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。
↓↓応援クリックお願いします‼
ありがとうございます。
ありがとうございます。

にほんブログ村

素人投資家ランキング
スポンサードリンク
コメント