日経平均は再び3万円台が見えてきましたね。

日経225銘柄は持っていないので、あまり関係ありませんが(・∀・)つ。




今回は、貸借対照表で「自己資本率」と「流動比率」から、こちらの会社の財務体質を見ていきたいと思います。



自己資本率・流動比率



①自己資本率

まず「自己資本」とは、調達したお金のうち、返済義務のないお金のことです(資本金や利益剰余金)。


そして、「自己資本比率」は、会社が調達したお金の内、銀行などに頼らず、株の発行や資本金などで調達したお金はどれくらいの割合か?を表す指標です。


一般的には、自己資本比率は高ければ高いほど良く、40%以上だと健全50%以上になると非常に優良な財務体質と言われているみたいです。




②流動比率

「流動負債」(短期で返済しなければいけない借金)と「流動資産」(すぐ現金に変えられる資産)の割合を計算して、企業の短期的な支払い能力を判断する指標のようです。



流動比率も、数値が高いほど良く、200%以上理想的とされている。逆に、100%を切っている会社は支払い能力が低く、資金繰りが苦しくなっている可能性があると言われているみたいです。



それでは、●9306 東陽倉庫 を見ていきましょう。


東陽財務体質


自己資本率は約48.1%であり、近年向上中です。

「健全」範囲ということになります。



流動比率は約162%ですが、こちらも向上中。

理想的ではないですが、財務体質は良さそうだと判断します。



次にキャッシュフローを見て、お金の流れを見ていきましょう(・∀・)つ。




キャッシュフロー



①営業活動によるキャッシュ・フロー

本業で得たキャッシュでプラスが多いほど良いとされているみたいです。




②投資活動によるキャッシュ・フロー

設備や株式など、企業は利益を得るために先行投資を行うものみたいです。




③フリーキャッシュ・フロー

営業CFと投資CFを合わせたキャッシュ・フローみたいです。
家計で言う貯蓄とかに当たるのかな?




では、●9306 東陽倉庫 のCFはどうでしょうか?



東陽CF



営業CFは向上中ですね(*・ω・)ノ。

本業でしっかり稼げてきているということです。




投資CFもしっかりしていると思います。

簡単な内容としては、有形固定資産の購入です。何かの建物を購入したようですね。

詳細なことまでは決算短信に書いていないので、倉庫か不動産ですかね?





財務CFも、ここ2年はマイナスです。

決算短信を見ると借金もしっかり返済しながら、長期借入金減など資金繰りも行っていることが分かります。


フリーCFも近年向上中ですので、安心ですね(´∀`*)。




このため「財務体質は〇、キャッシュフローは◎」ということにしましょう。





次は、ROAとROEを見ていきましょう。



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※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれていることは100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。



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