ということに気づいたんですが、どうでしょうか?
当時4歳の次女が「我々は宇宙人だ」というフレーズを発していました。
「どこで覚えてきたん?」
と思いましたが、なんか上手かったのでスルーしてました。
私は日本人で、妻も日本人です。
どちらとも地球人なので、次女は間違いなく地球人です。
「私たちはひっそりと地球に住んでる宇宙人だから、そこのところをよく考えて行動しようね、ネギ」
みたいなGANTZ的な話ではありません。
実は私は「戦闘民族」というドラゴンボール的な話もありません。
しかし、あることに気づきました。
そう…。
「我々は宇宙人だ」という言葉は、人類の知性をはるかに上回る知性を持っていないと出てこないフレーズだ、ということです。
「我々は宇宙人だ」
「宇宙」
それは、地球人の私たちの概念であり、地球外を「宇宙」と呼びます。
つまり「宇宙」という言葉を使うのは、地球人だけということになります。
宇宙人からしたら宇宙という概念はありません。
このため「我々は宇宙人だ」は、正しくは
「我々は(あなた達で言う所の)宇宙人だ」
ということになります。
さらに「宇宙人」というのも、些かおかしい気がします。
地球上で一番知性があり、地上に君臨しているのは「人類」です。
これは「たまたま」なだけであり、宇宙には人類以外が支配している場合もあると思います。
このため「宇宙から来た何か」を「人」と断定するには、あまりにも幼稚な考えとなると思います。
「人類」とは限りませんし、「生命体」であるとも限りません。
ということで「我々は宇宙人だ」は、正しくは
「我々は(あなた達で言う所の)宇宙(あなた達で言う所の)人だ」
ということになります。
しかし、宇宙人が発するフレーズである「我々は宇宙人だ」という言葉は…
「地球人が地球の外を宇宙と呼ぶことを知っている」
「地球では人類が地上に君臨しており、外からくる何かを〇〇人と表現することを知っている」
知っている上で…
「我々は宇宙人だ」
と自己紹介をする…。
赤子をあやす様に、3歳児に言葉を教えるように…
「我々は(いや、オレ達は実際には言わんけどね、あなた達、雑魚地球人に分かりやすく言うと)宇宙人だ(いや、実際私達は人ではないんだけどね)」
と、人類の知性を理解した上で、あえて省略して
「我々は宇宙人だ」
と仰って下さっている、超絶ご配慮のある、まるで神のようなお言葉ということになると思います。
これを飛躍させるとこうなります。
「我々は宇宙人だ」
という奴が、仮に本当に「宇宙人」であれば、地球で起こっていること、流行っていることなどを熟知しており、私たちの笑いの感性ですら知っている場合があります。
このため
「我々は宇宙人ですけど何か?」
的な「おぎやはぎ」っぽい自己紹介を入れてくるかもしれませんし、
「いやぁ、我々は宇宙人いうてますけど、頑張っていこう思うてますけども」
という、しゃべくり漫才師のような高度な自己紹介を入れてくる可能性もあります。
「むしろ地球語話せる、わいら宇宙人凄くね?」
と、マウントをかましてくるかもしれません。
「宇宙人」…
人類の叡智を超える者…
もし、お近くで「我々は宇宙人だ」という人がいたら
そいつは完全にオカシイやつですので、ご注意を。
というしょーもない雑記も書いてます。
☞カテゴリ: 雑記
書き下ろし:2021年4月6日
リライト:2023年7月27日
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