<ピーターの法則>
(1)能力主義の階層社会では人は能力の限界まで出世し、有能なスタッフは無能な管理職になる



人は、昇格し、今までと違った経験ができるので、仕事力は養われていきます。そして人々は成長していくと思います。

その経験(職場指導・教育含む)が、人を成長させるのかと、今までは考えていました。


しかし、それは「もともとのポテンシャルがあるからその経験を糧にし、成長しているのではないか」(それこそポテンシャルで)と考えるようになってきました。


といった所まで書いていきました。



今のところ、この問題は解決できておりません。



とりあえず、人材育成方法の教養や組織マネジメント手法を深める事で、スタッフのポテンシャルを引き出せる、もしくは引き上げる事ができるものとして、話を進めていこうと思います。




<ピーターの法則>
(1)能力主義の階層社会では人は能力の限界まで出世し、有能なスタッフは無能な管理職になる

(2)時が経つにつれ無能な人はその地位に落ち着き、有能な人は無能な管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人で埋め尽くされる

(3)ゆえに組織の仕事は、出世余地のある無能レベルに達していない人によって遂行される



とりあえず、(2)の話に移りましょう。


ピーターの法則②


ポテンシャル「中」君でいうと、係長弱レベルのポテンシャルで、係長に就任しています。

なので、部下からは『無能な上司』と思われています。



元々のポテンシャルは係長弱レベルでしたので、努力してポテンシャルを引き上げなければ、『有能な上司』になれません。


しかし、その努力は今まで自分が苦手としている分野です(ポテンシャル外だから)。


さらに、このような特殊技能・感覚は、ちょっとやそこらの努力ではレベルは上がらないですし、客観的指標が少ないので、レベルが上がっている実感も沸きません。



さて…

そこまでして努力する人間はどのくらいいるでしょうか?



<ピーターの法則>
(2)時が経つにつれ無能な人はその地位に落ち着き、有能な人は無能な管理職の地位に落ち着く。


「ピーターの法則(2)」でいうと、そのような(すごい努力を続けながら成長しようという気概を持った)人間はほとんどいなかったようですね。



これは職場を見てみると、ちらほら感じる事があるんじゃないでしょうか?



自分の成長を諦めており、その地位に落ち着いている上司は、少なからずいると思います。

(そして、その姿を見て部下は泣いている。もしくはその職場に愛想をつかして辞める)




しかし、可哀そうなことは、その『無能な上司』も元々は有能な社員で、限界まで昇格してしまったため、『無能な上司』になってしまっている。


というわけです。


<ピーターの法則>
(2)時が経つにつれ無能な人はその地位に落ち着き、有能な人は無能な管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は無能な人で埋め尽くされる


各階層(主任・係長・課長…)でも同じことが起こりますから、その結果として、各階層は無能な人で埋め尽くされることになるわけです。



「『無能な上司』がムカつく~」とか、騒いでいた自分も…昇格し続けたら、今度は自分が『無能な上司』になっていた。



…まるで「本当にあった怖い話」ですね。(怖いなぁ、怖いなぁ、やだなぁ、やだなぁ)




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