今回は、ROAとROEを見ていきたいと思います。
①ROA(総資産利益率:総資産に対する利益の割合)
一般的に、ROAは5%を超えていると優良企業とされているみたいです。
②ROE(自己資本利益率:自己資本に対する利益の割合)
一般的に、ROEは10〜20%程度で優良企業とされているみたいです。
また、負債が大きい企業の場合ROAとROEとの差が大きくなるみたいです。
それでは、●8135 ゼット を見ていきましょう。
⇒ゼット株式会社 IR情報
私は、成長株を探しておりますので、あまりROAは気にしておりませんが、約3%と低めなようですね。
ROEの方も約7.5%と低めですが、ROAと同じく向上してきているようです。
株主が投下した資本に対して、リターン(利益)をあげる効率性が良くなっていっていると思います。
もっと伸びていって欲しいですね‼
ROAとROEの差はあまり大きくないみたいです。
ただやはり、ROEは低めなので、今後、経過を見ましょう。
次は、成長株を判断するのに必要な成長率を確認しましょう‼
【ENTRY】
なし
【EXIT】
なし
【HOLD】
●8135 ゼット 261円×200株
●2060 フィード・ワン 185円×100株
●3071 ストリーム 85円×100株
【今月の確定損益結果】
-400円
※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。
#株 #投資 #法則 #少額 #銘柄 #資産形成 #損益 #成長 #ファンダメンタルズ #企業分析
カテゴリ:●8135 ゼット > ゼット ファンダ分析
ゼット ファンダメンタルズ分析 ーCFー
次は、キャッシュ・フロー(CF)についても見ていくとしましょう。
「その会社がどれだけ利益が出ているか」は、損益計算書で少しは把握できると思います。
ただ、「現金がどのように動いているか」は損益計算書だけでは大まかにしか分かりません。
家計のやり繰りでも同じですが、現金がある程度あり、それに見合う程度の借金をするといったバランスが取れている会社が安全かと思います。
例えば、売上高は年次順調に推移している会社でも、借金をして機械を買って、売上高を上げていることも考えられます。
しかも、それが続いており、急に景気が悪くなって、銀行から返済を迫られ、流動資産をお金に換え、足りない分は、条件がきつい金利で違うところからお金を借りて…の繰り返しで倒産してしまう。
なんて事も考えられると思います。
そこで、現金の動きは何をみるかというと「キャッシュ・フロー計算書」です。
それでは、●8135 ゼット を見ていきましょう。
⇒ゼット株式会社 IR情報
①営業活動によるキャッシュ・フロー
本業で得たキャッシュでプラスが多いほど良いとされているみたいです。
直近4年間はプラスで推移しているみたいなので、本業ではプラスキャッシュみたいですね。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
設備や株式など、企業は利益を得るために先行投資を行うものみたいです。
2015年は投資しておりますが、最近は少ないようです。
③フリーキャッシュ・フロー
営業CFと投資CFを合わせたキャッシュ・フローみたいです。
投資CFがあまりなかったので、フリーCFはここ5年間プラスみたいですね。
家計で言う貯蓄とかに当たるのかな?
次は、ROAとROEを見ていきましょう。
【ENTRY】
なし
【EXIT】
なし
【HOLD】
●8135 ゼット 261円×200株
●2060 フィード・ワン 185円×100株
●3071 ストリーム 85円×100株
【今月の確定損益結果】
-400円
※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。
#株 #投資 #法則 #少額 #銘柄 #資産形成 #損益 #成長 #ファンダメンタルズ #企業分析
ゼット ファンダメンタルズ分析 ー財務体質ー
次は、貸借対照表で、「自己資本率」と「流動比率」から、こちらの会社の財務体質を見ていきたいと思います。
①自己資本率
まず「自己資本」とは、調達したお金のうち、返済義務のないお金のことです(資本金や利益剰余金)。
そして、「自己資本比率」は、会社が調達したお金の内、銀行などに頼らず、株の発行や資本金などで調達したお金はどれくらいの割合か?を表す指標です。
一般的には、自己資本比率は高ければ高いほど良く、40%以上だと健全、50%以上になると非常に優良な財務体質と言われているみたいです。
②流動比率
「流動負債」(短期で返済しなければいけない借金)と「流動資産」(すぐ現金に変えられる資産)の割合を計算して、企業の短期的な支払い能力を判断する指標のようです。
流動比率も、数値が高いほど良く、200%以上が理想的とされている。逆に、100%を切っている会社は支払い能力が低く、資金繰りが苦しくなっている可能性があると言われているみたいです。
それでは、●8135 ゼット を見ていきましょう。
⇒ゼット株式会社 IR情報
自己資本率は、40%超えていますね。健全域に入っているようです。
流動比率は、150%を超えていますので、資金繰りは大丈夫な感じだと思います。直近で倒産みたいなことはなさそうだと思います。
次は、キャッシュフローについても見ていくとしましょう。
ちなみに、●4406 新日本理化 を売却して、●8135 ゼット を買い増ししています。
理由は、新日本理化は景気敏感株(私には扱いきれない)だったのと、ゼットはここ3年ぐらいは安定して収益を出していると考えましたので、銘柄を入れ替えています。
私は、現在の保有資産内で購入できる(1株250円程度まで)、低位株200銘柄をスクリーニングにかけて、売上高などが伸びている銘柄を選定して、ファンダメンタルズ分析をしています。
とりあえず、この●8135 ゼット で200銘柄が完了したので、もう入れ替えは無いです。
ファンダメンタルズがおかしくなるか、目標株価に到達するか、追加資金などで保有資産が多くなるかすれば、低位株200位~300位ぐらいのスクリーニングをまた始めて、銘柄の変更などはあるかもしれません。
【ENTRY】
●8135 ゼット 261円×100株(買い増し)
【EXIT】
●4406 新日本理化 207円×100株⇒203円×100株 -400円
【HOLD】
●2060 フィード・ワン 185円×100株
●3071 ストリーム 85円×100株
【今月の確定損益結果】
-400円
※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。
#株 #投資 #法則 #少額 #銘柄 #資産形成 #損益 #成長 #ファンダメンタルズ #企業分析
ゼット ファンダメンタルズ分析 ー売上高・純利益などー
再び新しい銘柄を分析していきます。
今回は、●8135 ゼット を購入しましたので、書いていきます。
簡単にゼット株式会社についてお話ししようと思います。
皆さんもご存じかと思いますが、野球用品の「ZETT」を卸している会社です。私は、中学・高校の時に野球をやっており、「ZETT」は知っておりましたが、私が愛用していたのは「ミズノ」でした。
卸売部門が大きな収益柱ですが、小売り部門「ロッジ」、スポーツ施設「ゼオス」、物流部門、製造部門などから成る会社みたいです。
基本的には、メインの卸売部門がどうかによって、収益に影響を与えると思います。
まず、いつものように売上高、営業利益、経常利益、純利益ですね。
①売上高:その名の通り、いくら売り上げたか。
②営業利益:売上高から原価と販売費(販売するためにかかる経費。営業担当者の給料や交通費、広告宣伝費、販売促進費など)と一般管理費(会社を運営するためにかかる経費。役員報酬や管理部門の社員の給料、事務所の家賃や水道光熱費、通信費など)を引いたもので「本業で稼いだ利益」。
③経常利益:営業利益に「営業外収益」を加え、「営業外費用」を引いたもの。「営業外収益」は、企業が投資した証券、不動産などの副業で得たお金。「営業外費用」は、借入金の利息や財テクにおける損失などのこと。
④純利益:経常利益から「特別損失」「特別利益」(不動産売却や災害などで一時的に発生した損失、または利益)や「税金」の支払い額を引いて残ったもの。「最終的に手にできる利益」。
そこで、●8135 ゼット を見ていきましょう。
⇒ゼット株式会社 IR情報
売上高は少しずつですが、堅調に増えているみたいです。トピックス(下図)の上下変動とは違い、本当にちょっとずつ上昇している感じで、世界の経済情勢にそこまで左右されず、どちらかというと内需型の株だと思います。
(Yahoo!JAPANファイナンスより引用)
私は素人なので、先を読む事が難しい景気敏感株よりかは、こういう株を探していましたが、100~200円台では良さそうな銘柄はあまりありませんでした。
純利益を見ると、2016年は2015年より大きく下がっているように見えますが、2015年中間期で固定資産を売却したみたいで、その特別利益が2015年の純利益を稼いでいるようです。
営業利益で見ると、2015年は通期に近づくほど下がっていっています。むしろ2016年は盛り返している感じです。
なので、2015年から徐々に業績が向上している業績向上株なのかもしれません。
2015年からの決算短信や事業報告書しか読んでいませんが、コスト削減を目標に掲げていたみたいで、少しずつ身になっていると感じました。
一応確認のために、売上総利益と販売費の比率を確認してみると、2015年では約106%と販売費の方が大きく、営業利益はマイナスでしたが、2019年では約93%と販売費が抑制されているみたいでした。
従業員数も2019年の方が多かったので、リストラなどで抑制している感じではないと思います(良く分かりませんが)。
2020年期も第1四半期、第2四半期は向上しており、「このままいけば通期では大きく利益が見込めるのでは?」と思いましたが…
会社予想は、2020年期純利益520百万円(前年期-27.1%)。
何で?
とりあえず「買い」で。
次回は貸借対照表で、「自己資本率」と「流動比率」から、こちらの会社の財務体質を見ていきたいと思います。
【2020年2月1日追記】
来期の純利益が前年期-27.1%の理由がもしかしたら分かりました。
決算短信の損益計算書では、当期の「法人税等調整額」が△218百万円になっておりました。
なので、当期は純利益が多く出ているっぽいです(たぶん)。
このため、来期会社予想は妥当(当期に比べると良い業績)だと思います。
でも、実際-27.1%だったら、一時的に株価は下がりそうな気がしますね。決算短信をしっかり読まず、数字だけみたら印象悪いですもんね。
その時は買い増しか?
【ENTRY】
●8135 ゼット 260円×100株
【EXIT】
なし
【HOLD】
●2060 フィード・ワン 185円×100株
●4406 新日本理化 207円×100株
●3071 ストリーム 85円×100株
【今月の確定損益結果】
±0円
※当ブログに掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。
#株 #投資 #法則 #少額 #銘柄 #資産形成 #損益 #成長 #ファンダメンタルズ #企業分析